【羊飼いのFX突撃取材】米ドル/円は下落の過程にあり戻り売りを継続したい
【羊飼いのFX突撃取材】米ドル/円は下落の過程にあり戻り売りを継続したい
2018年3月23日10時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
昨日22日(木)のNY株式市場では、NYダウが約725ドルも暴落し、米ドル/円は105.00円のバリアが決壊した。
また、トランプ米大統領が中国の知的財産権侵害を巡り、最大600億ドル規模の中国製品に対し関税を課すことを目指す大統領覚書に署名したことや、今週報道されたFacebookの個人情報の不正利用問題でFacebookの株価が続落していることも、NYダウ暴落の背景にある。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米ドル/円は、本日23日(金)の早朝のシドニー市場で、一時104.65円付近まで急落した。東京市場では、昨日22日(木)同様、本邦機関投資家による株買いが想定され、日経平均、米ドル/円ともに、一旦戻す局面もあると想定している。ただし、日経平均が節目の2万950円を終値で割り込むと、下落が加速する可能性が高いため要注意。
米ドル/円は、引き続き100円への下落の過程にあり、戻り売りを継続したい。
西原 宏一(にしはら こういち) 株式会社ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチ
青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。ザイFX!にて「西原宏一のヘッジファンドの思惑」を連載中。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。
Source: 株式投資