ドル・円は軟調推移、日本株安やシリア情勢懸念で円買い気味に
ドル・円は軟調推移、日本株安やシリア情勢懸念で円買い気味に
今日の東京市場で、ドル・円は軟調推移。107円26銭から106円97銭まで下落した。今週続伸していた日経平均株価が下落したことや、米国のシリア軍事攻撃の可能性への警戒からドル売り・円買いが徐々に強まった。ただ、今晩発表となる米国の3月消費者物価指数(CPI)の伸びが拡大すると予想されていることから、下げ渋る状態になった。
ユーロ・円は132円26銭から132円61銭でもみ合い。ユーロ・ドルは、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の講演を控え、1.2351ドルから1.2387ドルまでじり高に推移した。
・17時時点:ドル・円107円00-10銭、ユーロ・円132円40-50銭
・日経平均:始値21819.09円、高値21837.36円、安値21687.10円、終値21687.10円(前日比107.22円安)
【経済指標】
・日・2月機械受注(船舶・電力を除く民需):前月比+2.1%(予想:-2.5%、1月:+8.2%)
・日・3月企業物価指数:前年比+2.1%(予想:+2.0%、2月:+2.6%←+2.5%)
・中・3月消費者物価指数:前年比+2.1%(予想:+2.6%、2月:+2.9%)
・中・3月生産者物価指数:前年比+3.1%(予想:+3.3%、2月:+3.7%)
【要人発言】
・ロウ豪準備銀行総裁
「理事会にとって短期的に金利を変更する強い理由は見当たらない」
・易綱中国人民銀行総裁
「中国は人民元を切り下げない」
・中国人民銀行
「2018年末までに信託、金融リース、自動車金融、消費者金融分野への外資参入を容認へ」
「中国、証券、資産運用、先物、生命保険会社への外資出資上限を数カ月以内に51%に引き上げ」
・黒田日銀総裁
「物価は景気に比べて弱め、強力な緩和を粘り強く進めていく」
Source: zai fx news
Source: 株式投資