日銀総裁再任 2%目標の呪縛断ち切れ

いつまで、展望を欠く異次元緩和を続けるのか。　日銀の黒田東彦総裁が再任され、２期目がスタートした。任期は２０２３年までの５年だ。５年を超えて日銀総裁を務めるのは第２０代総裁の山際正道氏以来、実に約６０年ぶりという。　再任後の会見で、黒田総裁は前年比２％上昇の物価安定目標を堅持する考えを強調し、金融緩和を縮小する出口戦略は検討する局面にはないと語った。　だが、日銀が２％の物価目標に固執し、緩和を長期
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