東京午前=シリア情勢の見極めで手控えムード、ドル円は106円後半でもみ合い

東京午前=シリア情勢の見極めで手控えムード、ドル円は106円後半でもみ合い

 東京午前の為替相場は閑散取引となった。シリア情勢の緊迫感で、米露対立への警戒感も高まっており、その行方を見極めたいとして手控えムードが強まった。小幅続落でスタートした日経平均も前日終値を挟んで小幅の上下にとどまり、時間外の米10年債利回りは2.78%付近でほぼ横ばい。黒田日銀総裁と前田日銀理事の2%の物価目標に向けて強力な緩和策を継続するとの発言が伝わったが、市場の反応は見られなかった。
 ドル円は日経平均の動きを眺めながら、106円後半で小幅な上下にとどまった。ユーロ円は132円前半、ポンド円は151円半ば、豪ドル円は83円前後、NZドル円は78円後半の狭いレンジ内で推移。また、ユーロドルは1.23ドル後半、ポンドドルは1.41ドル後半、豪ドル/ドルは0.7760ドル近辺、NZドル/ドルは0.7365ドル近辺でこう着相場が続いた。
 突発的なニュースが伝わらない限り、午後もドル円は106円後半でもみ合い相場が続くか。107円前半では売り圧力も強いものの、下値では日足一目均衡表・転換線(本日106.58円)がサポートとして機能している。
Source: zai fx news


Source: 株式投資