東京午前=株高に連動しドル円堅調も、107円半ばで抑えられる
東京午前=株高に連動しドル円堅調も、107円半ばで抑えられる
東京午前の為替相場では海外市場の流れを引き継ぎ、ドル円・クロス円は底堅い動きとなった。シリア情勢への警戒感が緩み、米株が上昇したことを受けて、日経平均は一時250円超高の水準まで反発した。株高を眺めながら、ドル円・クロス円は値幅こそ限られるも軒並み昨日の高値を上回った。
ドル円は107.48円まで上値を伸ばし、5日の高値107.49円に迫ったが、引き続き107円半ばでは上値が重い。シリアの軍事攻撃、米中貿易問題の警戒感はいったん和らいだものの、先行き不透明感が強く、積極的に買い進める地合いとはなっていない。また、ユーロ円は132.52円、豪ドル円は83.54円、NZドル円は79.34円、加ドル円は85.40円まで上昇し、ポンド円は153.04円まで2月8日以来の高値を塗り替えた。円以外主要通貨は対ドルでこう着し、ユーロドルは1.2325ドル近辺、ポンドドルは1.4235ドル近辺、豪ドル/ドルは0.7765ドル近辺、NZドル/ドルは0.7375ドル近辺で推移。
午後も新規の手がかりはなく、ドル円は日経平均の動向を眺めながら107円前半で小幅の上下にとどまるか。上値を抑えられている107円半ばを超えても、上昇に勢いがつきそうもなく、上値は限られるだろう。
Source: zai fx news
Source: 株式投資