【市場反応】米4月ミシガン大消費者信頼感指数速報値、予想下回りドル反落
【市場反応】米4月ミシガン大消費者信頼感指数速報値、予想下回りドル反落
米国の4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は97.8と、予想100.4を下回り、3月101.4から低下し、1月来で最低となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)がインフレ期待指数として注視している同指数の1年期待インフレ率速報値は2.7%と、3月2.8%から低下。5−10年期待インフレ率速報値は2.4%と3月2.5%から低下し年初来で最低となった。
一方で、同時刻に労働省が発表した2月JOLT求人件数は605.2万件と、1月622.8万件から減少したものの、予想602.4万件を上回った。企業は解雇に消極的で、過去最高水準近辺での水準を維持し労働市場が引き続きひっ迫している証拠となった。
予想を下回った消費者センチメントに失望しドル買いが後退。ドル・円は107円78銭の高値から107円49銭へ反落。ユーロ・ドルは1.2310ドルの安値から1.2333ドルへ反発した。
米10年債利回りは2.84%から2.82%まで低下したものの、2.8%台を維持した。
【経済指標】
・米・2月JOLT求人件数:605.2万件(予想:602.4万件、1月:622.8万件←631.2万件)
・米・4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:97.8(予想:100.4、3月:101.4)
・米・4月ミシガン大1年期待インフレ率速報値:2.7%(3月:2.8%)
・米・4月ミシガン大5−10年期待インフレ率速報値:2.4%(3月:2.5%)
Source: zai fx news
Source: 株式投資