LDNFIX=米株がマイナス圏に入り、ドル円の上値抑えられる
LDNFIX=米株がマイナス圏に入り、ドル円の上値抑えられる
【訂正:文言を一部訂正します】
ロンドン・フィックスにかけては、ドル円は107円後半から半ばのレンジで推移した。欧州の午前は、シリア情勢の警戒感が若干ながら和らいでいることで、株価上昇・債券下落でリスクオン相場になり、ドル円は米株式市場がオープンする前に107.78円まで上昇した。しかし米株相場が期待していたように上昇せず、ダウ平均も3桁の上げが3桁の下げに転じたことで、ドル円は107円半ばまで押し戻された。米4月ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値は97.8となり、市場予想の100.5を下回ったが、発表時の市場は反応薄だった。
欧州通貨は動意薄の展開だった。ユーロドルは1.23ドル前半で推移し、一日を通しても50Pipsの値幅も作れていない。ポンドドルは昨日同様にユーロポンドの売りが入り、1月25日以来の1.4297ドルまで上昇した。ユーロポンドも0.8628ポンドまで一時ユーロ安・ポンド高になった。しかし昨日のようなロンドンフィックスにかけてのポンド買いが出なかったことで、ポンドドルは1.42ドル半ばまで戻された。
オセアニア通貨は小動き、豪ドル/ドルは0.77ドル後半、NZドル/ドルは0.73ドル半ばでもみ合いだった。ドル/加ドルは原油価格が堅調だったこともあり、1.2552加ドルまで一時加ドル買いになったが11日の1.2545加ドルを割り込むことができず1.2600ドル台まで反転した。
クロス円は米株の重さで上値を抑えられた。ユーロ円は132円半ば、ポンド円は153円前半、豪ドル円は83円半ばを中心に取引された。
シリア情勢の警戒感緩和から東京時間で4.0728トルコリラ(TRY)までTRY高になったドルTRYだが、4.08TRY近辺でTRYが堅調に推移した。TRY円も26円前半で底堅かった。
Source: zai fx news
Source: 株式投資