ビットコイン(BTC)はいよいよトレンド転換か?相場のポイントを解説
ビットコイン(BTC)はいよいよトレンド転換か?相場のポイントを解説
長期にわたり下落トレンドを形成していたビットコインをはじめとする仮想通貨相場ですが、4月12日に突如上昇。明らかに相場の雰囲気が変わってきました。
前回の記事同様に、3本の指数平滑移動平均線【EMA】を使ってチャート分析をしたいと思います。
ビットコイン(BTC)価格はいつ上がる?かんたんチャート検証(3/28掲載)
ビットコイン(BTC)円の日足チャート分析
出典:Bittrade
【テクニカル分析】指数平滑移動平均線(EMA)
【日数】25日(紫色)75(緑色)200(ピンク色)
<EMA>
トレンド転換は短期線から徐々に変わります。まだ下落トレンドですがチャートを見ると価格が25EMA(短期)を上回っています。
<トレンドライン>
赤色のトレンドラインはサポートを示していますが、この数日はこのラインが下支えとなりBTC/JPYは70万円台を何とかキープしてきました。オレンジ色のレジスタンスラインは価格が上昇する時にぶつかって抵抗帯となるのですが、ここを勢いよく突破していることがわかります。このまま力強く上昇していくとしたら、75EMA,200EMAが100万円のラインに届きそう。
ビットコイン(BTC)円の週足チャート分析
出典:Bittrade
今度はもう少し長期足でチャートを見てみます。2017年からの大相場はいったん終わり、下げ止まる形です。
<EMA>
週足チャートでは200EMAより価格が上にあり、75EMAがサポートとなる上昇トレンド。25EMAは現在100万円ラインにあります。
<トレンドライン>
トレンドラインは、サポートライン(赤)で上昇転換、レジスタンスライン(オレンジ)を抜けられるかのタイミングです。
<フィボナッチリトレースメント>
2017年の4月ころの安値から12月の高値までにフィボナッチを引いてみました。高値・安値はアレンジ可能なのですが、今回の下げどまりはフィボナッチの78.6%の60万円台、今後目指すは61.8%ラインの価格:100万円となります。半値戻しは127万円あたり。
ビットコイン(BTC/USD)の日足チャート分析
ドル建てBTC日足チャートを見てみます。
【テクニカル分析】一目均衡表
<トレンドライン>
ドル建ては非常に重要なポイントに来ています。円建て同様、サポートライン(赤)から反発し上昇。しかし円建てBTCではすでに上抜けているレジスタンスライン(青)にタッチしている状況。ここから上に抜ける力が試されています。
<一目均衡表>
レジスタンスラインの先には一目均衡表の抵抗帯(雲)がありますが、ちょうど雲が薄くなっているところ(ねじれ)の部分は抜けやすいので、日柄調整が必要ですが、十分上に行ける形だと思います。
ビットコイン(BTC)相場予測・見通し
大きな相場のあとなので、トレンド転換に時間がかかりますが価格は回復に向かうとみています。ただし、現物取引の場合はこれまでの下げ相場で「含み損」を抱えている層が、価格の節目で売ってくる=一時的に価格が下落する、が起きるので値動きに要注意です。(やれやれの売り)
これを利用して短期的には、価格の節目からの下落をねらう「押し目買い」が可能。この場合は、あらかじめ「指値注文」を価格を分散させて板に置いておく事が大切です。ひょんな急落で欲しい銘柄が、お買い得価格で買えるかもしれません。
Source: CoinChoice
Source: 株式投資