LDNFIX=欧州通貨は堅調、ドル円は107円前半で小動き
LDNFIX=欧州通貨は堅調、ドル円は107円前半で小動き
ロンドン・フィックスにかけては、欧州通貨の堅調さが目立った。週末の米英仏によるシリア攻撃は、債券市場ではリスク要因とはされなかったことで、欧州金利の上昇から欧州通貨買いになり、その後はモデルファンドも買いを仕掛けた。ユーロドルは1.2395ドルまで上昇、ポンドドルは1月25日以来となる1.4338ドルまで上値を広げた。両通貨とも底堅かったが、ロンドンフィックスではユーロポンドの売りがでたため、ユーロドルは1.2365ドル前後まで下落、ポンドドルは1.4330ドル近辺で底堅かった。ユーロポンドは0.8627ポンドまで下落した。
ドル円は米株が堅調にスタートしたものの、リスクオンとはならず107円前半を中心に小動きだった。
米経済指標はまちまちな結果で、3月の小売売上高は前月比+0.6%と市場予想より強い結果となった一方で、4月NY連銀製造業景況指数は+15.8と、前月や市場予想を下回った。2月企業在庫は前月比で+0.6%と市場予想通りだった。いずれの指標にも為替市場は反応薄だった。
クロス円は欧州通貨の買いが対円でも出ていたことで底堅かった。ユーロ円は132.97円、ポンド円は153.76円まで上昇した。
オセアニア通貨小幅なレンジでの取引で、豪ドル/ドルは0.77ドル後半、NZドル/ドルは0.73ドル半ばを中心とした動きだった。豪ドル円は83円半ば、NZドル円は79円を挟んだ動きだった。ドル/加ドルは、原油先物は利食いの売りで下がっていたが、原油の動きには連れず1.2571加ドルまで加ドル買いが一時進んだ。加ドル円は85円前半で堅調に推移した。
Source: zai fx news
Source: 株式投資