家族カードの発行でお得なクレジットカード5選!意外な活用術から注意点まで解説

家族カードの発行でお得なクレジットカード5選!意外な活用術から注意点まで解説

クレジットカードにあるサービスの一つ「家族カード」を活用すると、年会費がお得な上、本会員と同等のサービスを受けられる。さらに、多くのポイントを貯められるため、大変便利なサービスだ。

クレジットカード,家族カード
(画像=PIXTA)

家族カードって何?

家族カードとは、本会員のクレジットカードの利用限度額を、生計が同一の配偶者、親、高校生を除く満18歳以上の子供などの家族にも利用できるように、追加発行されるカードのことである。

主契約者はあくまで本会員の為、本会員さえ審査の要件を満たしていれば、その家族は無審査で家族カードを持つことができるのが一般的だ。つまり、本会員に支払い遅延などの信用上の問題がない限り、たとえ単独ではクレジットカードの審査に通らない属性の家族であっても、クレジットカードを保有することが可能だ。

さらに、家族カードは年会費が優遇されている。本会員の半額以下、あるいは1人目が無料などのカードもあるが、ほとんどの家族カードは無料である。また、クレジットカード会員に附帯する保険などの特典も、本会員とほぼ同様に利用できることも魅力だ。ただし、発行枚数に制限がある家族カードもあることを覚えておきたい。

なお、家族カードは保有者それぞれの名義で別々に発行され、本会員と同様に使用できるものの、利用限度額は本会員の枠を共用する為、家計全体でみれば使い過ぎることが無い。ポイントを集約できることも大きなメリットと言って良いだろう。

お得な家族カード5選!

●三菱UFJニコス VIASOカード

たまったポイントを景品に交換し忘れ、後悔した経験のある方も少なくないのではないだろうか。そんな方にお勧めなのがこのカード。たまったポイントがオートキャッシュバックされるのが最大の特徴だ。本会員も含め、家族会員、ETCカードも年会費無料という、三菱UFJニコスでは稀有なカード。

海外旅行傷害保険、ショッピングパートナー保険、ネットセーフティサービスと附帯サービスも充実しており、特定加盟店ではポイント2倍の特典も。

●アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

海外旅行が多く、ステータス重視の方にお勧めなのがこのカード。本会員の年会費は29000円(+消費税)で。家族カード年会費は1枚まで無料、2枚目以降12,000円(+消費税)と本会員の半額以下だ。発行枚数に制限は無い。

ポイント還元率も1%と高く、空港ラウンジサービスが家族カードでも同伴者1名まで無料、本会員と家族カードで計4名まで無料で利用できる。海外旅行時にスーツケース1個を無料で配送してもらえるなど、本会員と同様の附帯サービスを利用できるのも魅力。

●イオンカード(WAON一体型)

流通系の中でお勧めなのがこのカード。電子マネー”ワオン”との一体型で、イオン銀行に口座がある方はさらにキャッシュカードの機能も付与できる。

家族カードは3枚まで発行でき、本会員、家族、ETC共に年会費は無料。カード盗難保障、ショッピングセーフティ保険など附帯サービスも充実しており、イオングループ各店舗でのお客さま感謝デーで5%OFF、お客さまわくわくデーでポイント2倍など、流通系ならではの特典も豊富。

●dカード

ドコモユーザーにお勧めなのがこのカード。家族カード発行枚数は2枚までだが、初年度年会費が無料で、次年度以降も本会員か家族会員が年1回以上カードを利用することで無料となる。

ポイント還元率も1%と高く、附帯サービスのdカードケータイ補償(最高10万円)は特筆できる。家族会員も本会員と同様の附帯サービスを利用でき、月々の携帯・スマートフォン料金でポイントを貯めることも可能な、一押しのカードだ。

●楽天カード

ネットショッピングファンにお勧めなのがこのカード。家族カードは5枚まで発行でき、本会員と共に年会費は無料。

通常ポイント還元率1%、楽天カード加盟店では3%、楽天市場だと最大3%と還元率が高い。ネット不正あんしん制度、カード盗難保険、商品未着あんしん制度など、楽天カードならではの附帯サービスも魅力。家族カードに入会し、家族カードで合計10,000円以上利用すると本会員に1,800ポイント付与されるなど、ポイント施策も充実している。

家族カード使用の注意点

さて、このように便利でお得な家族カードではあるが、もちろん注意しなければならない点もある。

第一に、利用限度額が本会員と共用であることは既に述べた。家族カードの発行枚数に比例して、利用限度額も増える訳ではなく、また、本会員の信用が悪化すれば、家族カードも当然利用できなくなることに注意しよう。

次に、家族会員のクレジットヒストリーが育たない、ということも重要である。クレジットヒストリーが仮にまっさらだと、例え延滞などの事故歴がなかったとしても、ローンなど金融サービスの審査において、良い評価を得られないこともあることを覚えておきたい。

さらに、家族カードではキャッシングができない場合もある。クレジットカードの場合、ショッピング枠には割賦販売法、キャッシング枠には貸金業法が適用され、家族会員のキャッシングの可否は、発行会社の方針により異なるのが実情なのだ。本会員と同様、配偶者のみ可、家族会員は不可、のいずれかになり、必要があれば確認しておくと良いだろう。

また、家族カードを発行するには本会員が申請する必要があり、家族が勝手に申込むことはできないこともお忘れなく。(ZUU online 編集部)


Source: 株式投資
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