LDNFIX=欧州通貨は利食い売り優勢、ドル円は107円前半で小動き

LDNFIX=欧州通貨は利食い売り優勢、ドル円は107円前半で小動き

 ロンドン・フィックスにかけては、欧州時間の利食い売りが優勢となった。ポンドドルは本日発表された週平均賃金(3カ月)が、前年比で+2.8%と市場予想+3.0%を下回ったことで上値を抑え1.4305ドルまで下落した。ユーロドルも1.2336ドルまで下値を広げた。またユーロスイスフラン(CHF)が2015年1月のスイスショック以来の1.19CHF台乗せ、1.1932CHFまでCHFが売られたことで、ドルCHFも0.9668CHFまでCHF安が進んだ。
 ドル円は米株式市場が堅調(ダウ平均は250ドルを超えて上昇)だったものの円売りには反応しなかった。ドルが欧州通貨に対して強含んだことで下値も底堅く、107円前半でもみ合いになった。
 米3月住宅着工件数、米3月建設許可件数、3月鉱工業生産はいずれも市場予想を上回ったが市場は反応薄だった。
 クロス円は軟調に推移し、ユーロ円は132.21円、ポンド円は153.16円、CHF円は110.88円まで下落した。
 オセアニア通貨も上値が重く、豪ドル/ドルは0.7760ドル、NZドル/ドルは0.7327ドルまで一時弱含んだ。加ドルは明日のカナダ銀行(BOC)政策金利発表および金融政策報告公表を控え小動きで、対ドルでは1.25加ドル後半、加ドル円は85円前半で小動きだった。
Source: zai fx news


Source: 株式投資