「NISA」や「つみたてNISA」で人気の商品とは?
「NISA」や「つみたてNISA」で人気の商品とは?
「NISA」や「つみたてNISA」を活用して、すでに運用している人たちがどんな商品を選んでいるのか気になる人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、SBI証券の取扱い商品で人気の投資信託を調べ、それぞれの特徴についてまとめてみました。
みんなに人気の商品とは?
まずは、SBI証券が発表している「NISA」のランキングを参考にして、「つみたてNISA」でも取り扱っているものをピックアップしてトレンドを掴んでみます。
参考情報として、2018年1月22日~26日のNISA取扱いによる投資信託の買付金額ランキングと買付件数ランキングを見てみます。
【参考】SBI証券 週間ランキング(NISA)
買付金額ランキング(2018年1月22日~26日)
1位:ひふみプラス(レオス)
2位:<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(ニッセイ)
*3位:SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(年2回決算型)(SBI)
*4位:SBI日本小型成長株選抜ファンド(SBI)
5位:ニッセイ日経225インデックスファンド(ニッセイ)
*は「つみたてNISA」取扱いなし
買付件数ランキング(2018年1月22日~26日)
1位:ひふみプラス(レオス)
*2位:SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(年2回決算型)(SBI)
3位:<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(ニッセイ)
4位:ニッセイ日経225インデックスファンド(ニッセイ)
5位:世界経済インデックスファンド(三井住友TAM)
どちらも1位は独立系運用会社のレオス・キャピタルワークスの「ひふみプラス」(レオス)でした。「*」の商品は一般NISAのみでの取扱いにつき対象外とすると、次に続く商品はニッセイの「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」と「ニッセイ日経225インデックスファンド」となります。
圧倒的人気ナンバー1「ひふみプラス」
日本株の投資信託において人気の高い「ひふみプラス」は、運用を手がけるレオス・キャピタルワークスがテレビ番組で取り上げられ一躍有名になったこともあり、投資の経験があまりない人でも聞いたことがあるかもしれません。中小企業など日本の成長企業を中心に投資する商品です。
ひふみプラスの資産分配比率と市場別比率
【資産分配比率】
国内株式 90.5%
海外株式 2.5%
現金等 6.9%
【市場別比率】
東証1部 83.8%
東証2部 1.0%
マザーズ 2.2%
JASDAQ 3.5%
その他海外株 2.5%
現金等 6.9%
中長期の投資にマッチするよう、産業のトレンドを見据えて選び抜かれた銘柄の手堅さと成長力が実績となり、人気につながっているのではないでしょうか。
初心者が始めやすい「インデックスファンド」
ニッセイ・アセットマネジメントの「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」と「ニッセイ日経225インデックスファンド」はどちらも、市場平均と同じ動きになるように運用しているため、大きな値動きをリスクと感じる初心者には比較的始めやすい投資信託と言えるでしょう。
「<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド」は、日本以外の主要先進国の株式銘柄を組み入れたファンドです。アップル、マイクロソフト、アマゾン・ドット・コム、フェイスブック、ジョンソン・エンド・ジョンソンといった企業が名を連ねる、まさに世界市場そのものと言ってもよい布陣が組み入れられています。
また、「ニッセイ日経225インデックスファンド」は、日経株価と同じ動きになるように運用される商品です。日経225とは、東証第1部に上場する銘柄から代表的な225件をピックアップした平均株価指数のことで、国内株式市場の動きを追うことができます。
今回、参考にした週間ランキング以外にSBI証券では「つみたてNISAピックアップファンド」として、「つみたてNISA」を対象にしたおすすめ銘柄を初心者向けに情報提供しています。ランキングだけに頼らず、自分で確かめてどこに投資するか決めたいという人は、「つみたてNISA」を取り扱う金融機関が提供するこうした情報にも目を通してみてはいかがでしょう。(提供:IFAオンライン)
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Source: 株式投資