【羊飼いのFX突撃取材】米ドル/円の下サイドは、機関投資家による買いで底堅いだろう
【羊飼いのFX突撃取材】米ドル/円の下サイドは、機関投資家による買いで底堅いだろう
2018年5月8日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
今週は先週までと違い、イベントらしいイベントはないが、10日(木)のBOE政策金利発表は、注意しておきたい。今回は、金融政策委員会(MPC)で7対2で政策金利据え置きがコンセンサスとなっているが、これが6対3だった場合、英ポンドの見直し買いが入る可能性がある。また、武田薬品工業の買収に関しては、すでに市場に織り込まれているため、本日8日(火)の合意発表による影響は、一時的なものになるだろう。
現在の為替相場の戦略やスタンス
マーケットでは、依然として米ドル高相場が続いている。米国のイラン核合意離脱を巡る問題があるものの、米国株は堅調で、米ドル/円の下サイドは、機関投資家による買いで底堅いだろう。
米ドル/円は、108~110円で上値を狙う動き、ユーロ/米ドルは、1.15ドル方向を狙う動きを予想している。
今週は米ドル高の動きがやや失速しそうだが、チャンスがあれば米ドル買いポジションを狙っていきたい。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。
Source: 株式投資