【羊飼いのFX突撃取材】チャートの形からいくと下攻めと考えている

【羊飼いのFX突撃取材】チャートの形からいくと下攻めと考えている

2018年3月13日11時過ぎに小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

森友問題で米ドル/円の上値が重くなったが、本来は、さほど長引く話ではないと思っている。ただ、トランプ米大統領が通商問題において、対日貿易赤字が許せないというスタンスであるため、その分のプレッシャーが掛かる可能性はあるだろう。

米ドル/円の日足チャートをみると、107円付近まで上昇した先週9日(金)と昨日12日(月)は、2日ともロウソク足の上ヒゲが出現している。これをみて一瞬流れが変わってきたかと思ったが、やはり上値は重そうだ。

そこで、焦点は、米ドル/円の105.50円を狙いに行くタイミングが今週いつになるかだ。また105.50円の次のターゲットは105.20円、そして次は心理的なサポートとなる105円ちょうどだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週の米ドル/円の予想レンジとしては、105.00~107.70円。ただし、予想下値である105円ちょうどを割ったとしても、105円ちょうどには必ずオプションがあるため、104円ミドルで止まるだろう。チャートの形からいくと下攻めと考えている。戦略としては、戻り売りを回転をさせつつ、半分か2/3は確実に利食いをしていくパターンで臨みたい。

小林芳彦
1979年3月慶応義塾大学商学部卒、同4月株式会社協和銀行入行。 外国為替研修生・営業店外国為替業務経験後、1987年から本店資金為替部調査役。 インターバンク(フォワード)ディーラー・カスタマーデスクヘッドなどを歴任後、1989年10月よりクレディスイス銀行(資金為替部長)、1997年クレディスイス・ファーストボストン銀行(シニアセールス)、1998年バイエリッシェ・ヒポ・フェラインス銀行(為替資金部長)、2001年バンク・オブ・アメリカ(為替資金部営業部長)で当局を含め、数十社の法人顧客を担当。「ユーロマネー誌(日本語版)」顧客投票「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続第1位、過去7回受賞。「短期為替予測部門」を5年連続第1位受賞。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。


Source: 株式投資
7a500577 d8f1 4672 adc4 757553d0532f 24 - 【羊飼いのFX突撃取材】チャートの形からいくと下攻めと考えている