【羊飼いのFX突撃取材】米金利の動向にも注意しておきたい
【羊飼いのFX突撃取材】米金利の動向にも注意しておきたい
2018年4月2日11時過ぎに竹内典弘さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
今週から日本では名実ともに新年度入りとなり、大手機関投資家による新規の投資動向に注目が集まる。
米ドル/円は、昨年2017年の秋以降、米10年債金利との相関が薄れ、年明け以降の米2年債金利とは逆相関が鮮明となってきた。これを念頭に置きつつ、米金利の動向にも注意しておきたい。
そして、今週は6日(金)に米雇用統計の発表を控えており、市場予想は、非農業部門雇用者数が18.9万人増、失業率が4.0%となっている。物価指標として特に注目度が高い、平均時給の前年比伸び率が高くなると、米ドル/円の下落を招く可能性がある。
現在の為替相場の戦略やスタンス
一週間のボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で105.00~107.50円、ユーロ/米ドルで1.2200~1.2400ドル、ユーロ/円で129.00~132.00円を予想している。
竹内典弘
1990年、カナダ系の銀行へ入行し為替ディーラーとなる。HSBCでは米ドル/円のチーフトレーダーを務めるなど20年以上にわたって為替市場の第一線で活躍。現在は個人トレーダーとして自己資金を運用するほか、twitter(@yen20pl)や西原宏一さんのメルマガを通じて情報配信を行なう。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。
Source: 株式投資