ドル・円は下げ渋り、米金利は横ばいでドル売り慎重

ドル・円は下げ渋り、米金利は横ばいでドル売り慎重

11日午前の東京市場で、ドル・円は下げ渋り。日本株の反落でドルは弱含んだが、米金利の横ばいでドルは売りづらい地合いとなった。

ドル・円は、日経平均株価が寄り付きからプラス圏で推移したことで、ややドル買い・円売りの流れとなった。ただ、日本株が下げに転じた際には、ドルが短期的に107円を割り込む場面もあった。

ドルはその後107円台を維持ているが、ランチタイムの日経平均先物はマイナス圏推移のため、目先の日本株安継続を警戒した円買いに振れやすい。反面、米10年債利回りが2.797%付近で下げ渋り、ドル売りは仕掛けづらいようだ。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円97銭から107円26銭、ユーロ・円は132円28銭から132円54銭、ユーロ・ドルは1.2351ドルから1.2365ドルで推移した。

【要人発言】
・易鋼・中国人民銀行総裁
「米中金利差は違和感のない水準」
「世界的な金融政策の正常化に十分準備ができている」

【経済指標】
・日・2月機械受注(船舶・電力を除く民需):前月比+2.1%(予想:-2.5%、1月:+8.2%)
・日・3月企業物価指数:前月比+2.1%(予想:+2.0%、2月:+2.6%←+2.5%)
・中・3月消費者物価指数:前年比+2.1%(予想:+2.6%、2月:+2.9%)
・中・3月生産者物価指数:前年比+3.1%(予想:+3.3%、2月:+3.7%)
Source: zai fx news


Source: 株式投資