4月12日のNY為替・原油概況

4月12日のNY為替・原油概況

 12日のニューヨーク外為市場でドル・円は、107円08銭から107円43銭まで上昇し107円20銭で引けた。
シリアに対する軍事行動への懸念がいったん後退したほか、トランプ米政権がTPPを再考する可能性が報じられ貿易戦争への懸念も後退したため、リスク選好のドル買い・円売りが再燃した。追加利上げを織り込むドル買いも観測された。
ユーロ・ドルは、1.2300ドルまで下落後、1.2340ドルまで反発し1.2330ドルで引けた。予想を下回った域内の経済指標を嫌ったユーロ売りが続いた。
ユーロ・円は、131円96銭から132円28銭まで上昇。リスク選好の円売りが優勢となった。
ポンド・ドルは、1.4185ドルから1.4247ドルへ上昇。ユーロ・ポンド絡みの買いが優勢となった。
ドル・スイスは、0.9646フランまで上昇後、0.9613フランへ反落した。
 12日のNY原油は続伸。原油の供給不安を受けた買いが続いた。中東情勢の緊迫化懸念が継続したほか、石油輸出国機構(OPEC)が発表した月報で、加盟国の原油生産高が前月から減少した。
 
 [経済指標] ・米・先週分新規失業保険申請件数:23.3万件(予想:23.0万件、前回:24.2万件)
・米・失業保険継続受給者数:187.1万人(予想:184.3万人、前回:181.08万人
←180.8万人)
・米・3月輸入物価指数:前月比0.0%(予想:+0.1%、2月:+0.3%←+0.4%)
・米・3月輸入物価指数:前年比+3.6%(予想:+3.8%、2月:+3.4%←+3.5%)
Source: zai fx news


Source: 株式投資