【羊飼いのFX突撃取材】結果を受けて再び米ドル売りという動きを予想している
【羊飼いのFX突撃取材】結果を受けて再び米ドル売りという動きを予想している
2018年3月20日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
今週はイベントが多く、日本時間の22日(木)午前3時には、FOMCの政策金利と声明発表が予定されている。声明文はやや強気な内容が予想され、政策金利見通しのドット・チャートが、年内4回の利上げを示唆する可能性が高いとの思惑をもとにマーケットは動きそうだ。
ただ、今のマーケットの一番の関心は、米国の貿易問題にあり、トランプ政権がどのような政策を発表するかが焦点となる。対中国の包括的な関税の引き上げがあれば、リスクオフが強まるだろう。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米ドル/円は下値が堅く上値も重い状態が続いているが、FOMCの直前には米ドルの買い戻しが入り、結果を受けて再び米ドル売りという動きを予想している。また、トランプ政権の通商政策に対する懸念もあるため、米ドル/円はショートカバーで107円近辺まで戻る局面があれば売っていきたい。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。
Source: 株式投資